18 Jan
18Jan

愛犬が最近よくカイカイしている、舐めすぎて被毛の色が一部変わっている、抜け毛や発疹が見られる。いろんな皮膚トラブルを抱えるわんちゃんは意外と多く、多くの飼い主様の対処法としては動物病院へ行って獣医さんに診てもらう⇨処方されたお薬を塗る(飲む)もしくは獣医さんにオススメされた薬用シャンプーを使用する。という方法をとっておられると思います。

私もそれが正しいと思っていました。

もちろん、お医者さんが処方してくださるお薬、薬用シャンプー、間違っていません。しかし、これは『対処療法としては』です。

例えば、発疹があることへの対処として、抗炎症剤入りの塗り薬を処方するということです。これは間違っていませんよね?でも、この原因は何かまではお医者さんが理解するには情報が足りません。では『原因療法』としては・・・。『原因は何か』に向き合えるのは飼い主様です。

意外と多いわんちゃんのかいかい。】でも記載した通り、原因は様々ですが、そもそもなぜわんちゃんにかいかいが起こるのか・・・。

わんちゃんには元々自分を守る為の常在菌と、被毛を守る為のオイルコートがあります。

この2つがしっかり機能していると、皮膚トラブルの原因はグンと減ります。自分の持っている抗体(常在菌とオイルコート)が守ってくれるからです。

その邪魔をしているのが、残念ながら飼い主様の可能性が・・・愛犬の為と思ってやっている事が逆に・・・です。

【やめた方がいい事】

*合成界面活性剤を使用したシャンプーの使用 ▶︎ わんちゃんはシャンプー後、自分のオイルコートをはるのに通常でも3日程かかります。合成界面活性剤の場合、皮膚に残り続ける可能性があるので自分を守るオイルコートをはる邪魔してしまい、結果オイルコートがはりきれていないところに雑菌やばい菌が入りやすくなります。それがかいかいの原因になっている場合が多々あります。

*薬用シャンプーを長く使用すること▶︎お医者さんから処方された薬用シャンプーであれ、合成界面活性剤を使用し、さらに殺菌成分が入っています。既に雑菌が入って炎症を起こしている場合、薬用シャンプーを使用する必要があります。しかし、症状に改善が見られたタイミングで切り替える必要があります。薬用シャンプーは必要な常在菌も殺してしまうからです。その為、自分を守ってくれる常在菌も無くなってしまい、また雑菌が入りやすくなってしまい炎症を起こすという負のループに・・・。

*シャンプーのしすぎ▶︎洗いすぎは常在菌とオイルコートをはることを邪魔します。先にも記載しました通り、わんちゃんは自分のオイルコートをはるのに3日程かかります。無添加ソープでも頻繁なシャンプーはオススメしません。汚れが目立つ場合はお湯のみ、もしくは無添加ソープを充分に希釈した洗い流し不要の泡ソープで汚れを浮かしタオルで拭き取る程度がベストだと思います。


愛犬にされていることはありませんでしたか?

もちろん無添加ソープを使用すれば全て解決する訳ではありません。症状に応じて飼い主様が適切な対応ができるようなヒントになればと思います。

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